第0回 スタートHaskell 感想
第0回 スタートHaskellに参加した。定員180人のところへ200名以上の参加希望があり、Haskell の人気っぷりがうかがえる。女性もちらほら。Haskellやるとモテるってホントですか?
感想
Haskell山高い!
- プログラミングHaskell をマスターして、山の 1 合目付近。
- Real World Haskell をマスターして、山の 2 合目付近。
- 個人的には、プログラミングHaskellで2合目、RWH で4合目くらいだろうと思っていたので、ちょっとショック。山は高ければ高い程やりがいが出るって、誰かが言ってたっけ。
- 作者: Graham Hutton,山本和彦
- 出版社/メーカー: オーム社
- 発売日: 2009/11/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 14人 クリック: 503回
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Real World Haskell―実戦で学ぶ関数型言語プログラミング
- 作者: Bryan O'Sullivan,John Goerzen,Don Stewart,山下伸夫,伊東勝利,株式会社タイムインターメディア
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2009/10/26
- メディア: 大型本
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Nullがない
- 今まで気付いていなかったけど、確かに Null がない。
- Nullがないことによって安全にプログラムを組める?
- まだ実感というか実践がないのでなんとも言えないが、期待感はある。つくったプログラムを見て、そういえば Null がないねって感じで、自然に組めるのかな。
Debug.Trace
- 便利そう。
- スピーカーの Travis さんは Haskell を始めてから 1 年くらいは Debug.Trace を知らなかった。もっと早くに知っていればよかった!と思ったそうだ。
- それを今回教えてくれた。Thank you.
- 今回の例では、ガードの判定部分に挟む使い方をしていた。trace は 2 番目の引数を返すので、ガードに挟んで 2 番目の引数に False を渡せば、そのガードの部分が True になることはない。単にデバッグ文を出力して次のガードの判定に移る。
- trace がこういう使い方しかないのであれば、2 番目の引数は省略してどんなときでも False を返す、という仕様にすればいいのに。そうなっていないということは、他にもいろいろな使い方があるのか。
hoge a | trace ("hoge " ++ show a) False = ...
LTのレベルが !
- え、初心者向けじゃないんですか !? ってくらいのレベルの高さ。
- 全部は理解はできなかったけど、それなりに楽しめた。
- Haskell は素晴らしいってことで OK ?
型重要 !
- 重要です。
アプリ, ツールとか
- Yesod
- Haskell web framework
- Heroku にデプロイ可能
- Pandoc
- フォーマット変換ツール
- http://johnmacfarlane.net/pandoc/
- キラーアプリ!?
- Hoogle
- ライブラリ検索
- 型で検索できるってのが新鮮
- hayooもある。
- Mighttpd
- マイティ
- HTTPサーバ
- id:kazu-yamamoto さんが開発。
- トレードマークはマイティボンジャックのキャラクタかなと思った。あとで検索してみたらちょっと違った。
- lambdabot
- hlint
- httperf*1
まとめ
面白かった。次も参加したいと思う。平日だと厳しいかなー。